あの日、私の心は時間を止めた。
「こんなはずじゃなかった・・・」
絶望という言葉に心を失い、気が付いたら此処に居た。
夜が明けてもこっ酷く説教されましたよ。迎えが来るまで私もこっ酷く泣きましたよ・・・。
「生き恥を晒して生きてゆくなら、心を止めてやる!」
・・・
あの日から10年の時を経て、心の時間を動かしに行った。
10年前と変わらぬ建物が私を迎えていた。
むしろ待っていたかのように、あの日と同じように・・・。
しかし私を知る人は皆無であった。当然だ。
あの日から87648時間が経っている。居たとしてもうろ覚えであろう。
建物に浅く一礼して、その場を離れた。
そして私の止まった心は静かに動き始めた。
心の中に、10年ぶりの陽が昇った。
再び絶望に見回れても、もうあんな思いはしたくない。してはならない。
心を10年止め、置いてくれた「FYK」よ、ありがとう。
また来る絶望の、無い事を・・・。
[絵文字:v-209]
[色:FF33FF][太字](=^・^=)ノシおはようデち
覗きにきまツタ。
たまに見に来ますのでヨロシク<(_ _)>[/太字][/色]